無添加化粧品や化粧品の成分に関する疑問を集めてみました。これってどうなの?という疑問などがありましたら是非こちらまでお寄せください。できる限り一生懸命調べてお答えさせていただきます。
無添加化粧品に関してよくある疑問にお答えします。
“海洋深層水”とは、光が届かない深いところ(だいたい水深200mよる深いところ)から汲んだ海水のことです。光が届かず、プランクトンなどの生物が少ないので、リン酸や窒素、マグネシウムイオン、カリウムイオンなどの養分が、分解されずに多く含まれています。
含まれているミネラル類が肌の潤いを保ち、キメを整える、などの効果があります。ただ、そのまま肌につけるわけではないので、配合されている他の成分や処方により効果も変わってくるでしょう。
飲料水としても多くの商品がありますが、不足しがちなミネラルを補い、免疫力を高める効果があると言われています。
敏感肌向けの化粧品などにこの表示が多いようです。
パッチテストの一般的なやり方は、二の腕の裏側など肌の柔らかい場所にその化粧品を塗ってから24時間置き、その際に刺激やかぶれなどが起きないかなど、肌の様子を見ます。化粧品に表示される「パッチテスト済み」という表示だけでは、どのような肌の人に試したのかなど、細かいところまでは分かりません。アレルギーやアトピーを持つ敏感肌の人は、できれば使用前に試してみることをおすすめします。
乳液もクリームも水と油分を界面活性剤によって乳化させたものですが、水分と油分の比率により形状に違いがあります。乳液の方が水分が多く、油分が少ないので伸びが良くさっぱりとした感触です。クリームは油分が多く半固形状なので乳液に比べ安定していますが、指でつけることが多いので雑菌の繁殖を防ぐために防腐剤は欠かせないようです。
紫外線吸収剤には、一例を挙げますと下記のようなものが
あります。
・サリチル酸グリコール
・t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
・ドロメトリゾールトリシロキサン
・テレフタリリデンジカンフスルホン酸
・オキシベンゾン
・ジメチルPABAオクチル/ジメチルPABAエチルヘキシル
・・・・など
一方、紫外線散乱剤には以下のようなものがあります。
・酸化亜鉛
・酸化チタン
・酸化鉄
・・・・など
紫外線散乱剤として用いられる「酸化・・・」となっているものは、岩など天然の鉱物系の
原料からできているもので、紫外線吸収剤など化学的に合成されているものよりも
肌への負担は軽いようです。
水と油など、2つの混じり合わない物質を混ざりやすくするために使う物質です。
界面とは、2つの性質の異なる物質の境界面のことです。2つの混じり合わない物質の間には、必ず界面が存在します。水と空気、汚れと水などの間にも界面が存在します。
化粧品の場合、たとえば乳液などは簡単に言えば水と油を混ぜてクリーム状にしています。本来混ざり合わないこれらの物質は、そのままにしておいたら時間が経つと分離してまた元に戻ってしまいます。そこで界面活性剤を使うことによって、混ざり合わない物質同士の表面を活性化させ、混ざりあった状態にしておくことができるのです。
脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムなどの自然界に存在する物質からできる石けんも、よごれと水の界面を活性化させる界面活性剤の一種です。
合成界面活性剤は、化学的に合成された界面活性剤です。石油などから合成されたものと、それ以外のもの(動物性・植物性)から合成されたものがあります。
合成界面活性剤の中でも、石油を原料としているものは、洗浄力が強すぎるので肌によくないと言われています。それ以外のものでしたら、よほど肌が弱い方でなければまず問題はないでしょう。
必ずしも天然の方が肌にいいとは言えません。
天然のものには必ず不純物が混ざっています。不純物が混ざったままで化粧品にすると、安定性が弱くなり、腐りやすかったり、肌に刺激になったりまします。また、不純物を取り除くには精製を重ねる必要があり、その分コストもかかります。
さらに、天然成分は人によってアレルギーなどを起こす場合もあります。
合成のものでも分子構造は天然原料と全く同じに、不純物のない安定性の高いものができますので、合成だからよくないということは全くありません。
自宅の庭でとれたヘチマの茎から毎日液を採って肌につけるのであれば、100%天然成分と言えるでしょう。ただし、このような100%天然成分の化粧水は、冷蔵庫で保管し、1週間以内には使い切らないとすぐに腐ってしまいます。このような化粧品の販売が許可されるはずがありません。
化粧品の製造が許可されるには、原則として3年間の品質保証期間が設けられていますので、通常は防腐剤や殺菌剤などの化学物質が使用されます。グリセリンなども、腐敗を防ぐために配合される化学物質です。化学成分をまったく使わない化粧品を作って売る、というのは不可能です。
「モイスチャーミルク成分配合」なんていう宣伝や表示をよく目にしますよね。「ミルク」という言葉から、牛乳からできた成分、何となく肌によさそうな成分、という感じがしますが、「モイスチャーミルク」の英語表示を見ると「moisturing lotion」、つまり「保湿剤」なんです。牛乳成分というわけではないんですね。ちなみに、「モイスチャーミルク成分」を売りにしているダヴ洗顔料の場合、保湿成分はグリセリン、DPG、マルチトールだそうです。「ミルク」という言葉がもつやさしいイメージを、メーカーが勝手に使っているだけなんですね。(参考:「安心できる化粧品選び」・岩波書店)
キャリーオーバーとは、化粧品の原料の段階で使用されている防腐剤などの添加物です。
化粧品の成分表示義務は、化粧品メーカーが使用している原料成分に限られていますので、原料の段階で使用される防腐剤などの添加物(キャリーオーバー)については表示の義務はありません。
例えば、原料メーカーが防腐のためにパラベンを使用したとしても、化粧品を作る段階でメーカーがパラベンを使用していなければ表示義務はありません。量としては微量であっても、気になる人はメーカーに問い合わせてみるといいでしょう。
キャリーオーバーも無添加のメーカーには、HABA、FANCL(無添加シリーズ)などがあります。
乳液やクリームは油分と水分を乳化させてでできています。油性成分が乳化されると、バクテリアやカビにとっては住み心地のよい環境となります。とくに、フタをあけて手で直接とるタイプのクリーム類は、フタをあけるたびに空気に触れること、手についた雑菌などが入りやすいこと、など、腐敗や酸化しやすい環境が整っています。そのため、クリーム類には防腐剤、殺菌剤、酸化防止剤など、品質を維持するための化学物質異がたくさん含まれています。
フェノキシエタノールには防腐・殺菌作用があり、パラベンのかわりに無添加化粧品などにも配合されています。今まで、肌や環境への影響などは報告されてないので、安全性については問題ないでしょう。フェノキシエタノールを使っているメーカーに確認したところ、使用濃度は通常1%と程度ということです。
ファンデーションに含まれている、紫外線吸収剤で肌がかぶれる人がたまにいます。紫外線吸収剤は、紫外線を吸収し、化学反応を利用して熱に変えて放出します。そのため、敏感肌の人などは肌がかぶれることがあります。肌が弱い人は、紫外線吸収剤不使用のものをオススメします。また、無理にファンデーションをつけなくても、紫外線対策をきちんとしておけばパウダーをはたくくらいでもいいでしょう。
紫外線吸収剤を使っていないメーカーには、HABA(ハーバー)、資生堂のナチュラルズなどがあります。
化粧品の安全性に関する書籍はたくさんあり、読んでいるうちに結局どれも使ってはいけないのでは?と不安になってしまいますよね。確かにお肌のためにはお化粧をしないのが一番いいのですが、なかなかそうはいきません。
そこでこのサイトでは、あれもこれもダメというのではなく、避けたい成分を安全性が疑われている成分の中でもとくに問題とされているものに絞りました。その結果、石油系界面活性剤、パラベン、タール系色素、紫外線吸収剤、その他発がん性、環境ホルモンの疑いのある成分が入っていないものでしたら、安心して使うことができると考えます。
メイク用品でこれらの成分を使っていないメーカーには、HABA(ハーバー)、FANCL(ファンケル)の無添加ベルメール、資生堂のナチュラルズなどがあります。