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肌の質感と加齢についてのレポート発表|ポーラ研究所

日経プレス ⇒http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=162740&lindID=4 より

ポーラ研究所の調査で、頬部が女性にとって肌の質感を感じる場所であり、さらにこの部位では加齢と共に肌表面形状が山脈状に変化する「肌のしおれ」現象が生じることが明らかとなりました。

これまでのポーラ研究所の調査で、女性にとって「きめ細かな肌」という言葉に代表される「なめらかさ」という肌の質感が、見た目の肌の印象に大きな影響を与えることが明らかとなっています。しかしながら、肌の表面形状については「目じりのシワ」などの解析が行われてきましたが、女性が「肌のなめらかさ」を、顔面のどの部位で感じているのか、またその部分で年齢とともにどのような皮膚表面形状の変化が生じているのかは明らかとなっていませんでした。そこで「肌のなめらかさ」の実態を明らかにするためにアンケートを用いた消費者調査および、248名の女性を対象に肌表面の形状の計測を行いました。
(※注:「前頬」とは頬骨と鼻の横で囲まれる頬の部分を言います。)

◆調査1)肌に対する消費者意識調査「肌のなめらかさ」を判別する顔面皮膚部位の特定

<結果>
今回の調査によって女性は「きめ細かな肌」に代表される「肌のなめらかさ」という質感を、頬骨と鼻で囲まれる部位(前頬)で判断していることが明らかとなりました。この部分の目に見える肌の立体的な形状に対する検討はこれまでに行われていません。


◆調査2)“調査1”で明らかとなった前頬部分の肌の表面形状の経年変化解析

<結果>
10代、20代の若年層で毛穴などにより生じた肌表面の凹凸が、30代に向けて方向性をもった溝状の構造へと変化し、さらに30代以降ではこの溝状の構造の凸構造(ふっくらした構造)のへりが減退し、肌表面が大きなうねりを持った連続した山脈のような形状に変化することがわかりました。この現象をポーラ研究所では加齢にともない生じる「肌のしおれ現象」と捉えました。

今回行ったアンケート調査および、肌表面形状の詳細な計測により、女性が「肌のなめらかさ」という質感を判別するのは頬骨と鼻で囲まれる部位(前頬)であり、さらにこの部位では加齢と共に肌表面形状が連続した山脈状に変化する「肌のしおれ」現象が生じることが明らかとなりました。この構造は肌表面が「洗濯板」のような構造をとることから見た目の肌の印象に大きく影響することが考えられます。今後、このようなこれまで知られていなかった老化に伴う肌表面の形状を改善することによって、より女性の美意識に沿ったスキンケアを提供することが可能になると期待されます。



加齢と共に、肌はハリを失い、そして、たるみがちになります。一般的に、20代後半から顔は肉付きを失いはじめ、体重の増減はないのに痩せた印象を与えます。美容整形でも、若返りの整形の1つに、頬に肉をつける。というのがあるほど、その一見したときの違いは明らかです。
その顔の印象の大きな部分を占めるのが、前頬と定義されている頬骨と鼻の横で囲まれる頬の部分。その部分は、顔の10分の1程度の面積しかありません。今回の研究結果では、この部分をどれだけなめらかに仕上げるかで、印象が変わってくることがわかりました。
つまり、スキンケアは、汚れが落としにくく皮膚が薄い目の周りや、脂が多く分泌しがちなおでこなど、顔全体を丁寧にケアすることが大切です。しかし、メイクアップはポイントさえ押さえれば、顔全体をやりすぎなくても充分に効果があることが立証されたということです。こうして仕組みがわかると、ケアにも生かせていいですね。
そして、もう1つ。「笑う」ということは、頬の筋肉を強くします。その筋肉が今回注目されている前頬に作用するのは言うまでもありません。1番のケアは、笑顔でいること。なのかもしれませんね。

 

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