化粧品の成分に関するニュースや美容情報など、無添加化粧品生活スタッフが気になったニュースをレポートします。不定期ですが随時更新していきますので時々見に来てください。
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産経新聞 ⇒ http://www.sankei.co.jp/seikatsu/seikatsu/070726/skt070726000.htm より
「かわいいから…」と軽い気持ちで、子供の髪の毛を染めてしまうケースが多いようですが、染毛剤に含まれる化学物質の一部には、皮膚炎やショック症状などのトラブルを引き起こす恐れがあるといいます。専門家は「まだ頭皮が弱い子供たちに使うのは避けてほしい」と呼びかけています。
東京都生活安全課が昨年10月、12歳以下の子供を持つ親を対象に実施したアンケート調査(有効回答数1146)によると、子供の髪の毛を染めた経験がある親は4.1%で、初めて染めた年齢は4,5歳をピークに未就学児が63%を占めています。
動機は「おしゃれのため」が70%でトップ、次いで「子供にせがまれて」の15%が続きます。「自分の毛染め剤が残ったから」という回答もあり、深く考えずに子供の毛髪を染めている現状が垣間見えます。
髪の毛を染めるには、ヘアスプレーなど「染毛料(化粧品)」で一時的に色を変えるか、色持ちが長期間続く「染毛剤(医薬部外品)」を使うかの2種類の方法があります。頭皮のトラブルは主に後者の染毛剤が引き起こしますが、都の調査では染めた経験のある子供の8割以上が染毛剤を使用していました。
染毛剤は、主にメラニン色素を壊す脱色剤と、脱色と化学染料の浸透を同時に行う酸化染毛剤に分けられます。生活安全課によると、脱色剤に含まれる過酸化水素は皮膚や目に刺激が強く、酸化染毛剤に入っているパラフェニレンジアミンはぜんそくや腎臓障害、アナフィラキシー(急性アレルギー反応)を発生させる可能性もあるといいます。
いずれも初回は問題なくても、繰り返し使うことでかぶれなどのアレルギー症状が出ることがあり、症状が出れば以降はずっとアレルギー体質が続く恐れがあります。
顔につけるものばかりが化粧品と捉えがちですが、髪につけるものにも化粧品(医薬部外品も含む)は存在します。そうした化粧品(医薬部外品も含む)の多くは、専ら成人向けであり、子供には使用しない方がよいものがほとんどです。
ほんの数回使用しただけで、その後ずっとアレルギー体質が続く恐れがあるなんて、本当に怖い事実です。その危険性を考えながら、取り扱い説明をちゃんと理解した上で、化粧品を使用したいですね。