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無添加レポート

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消費者を混乱させる、「加工地マジック」

中日新聞 ⇒ http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2008012802082938.html より

「『イタリア産』『フランス産』のポルチーニ茸の中には、中国で採って加工された物もある」ある食品商社の担当者は「原産地ロンダリング(洗浄)」の事実をこう明かしました。

ポルチーニ茸は、イタリア料理などに使われ、欧州で欠かせない食材です。日本でもここ数年、人気がでてきました。欧州産と思われがちですが、異常気象の影響で欧州で収量が減少、中国産が増えてきました。イタリアやフランスの企業が自国産として商品化していますが、原料採取国まで表示しない場合もあります。

輸入加工品は、表示法を定めるJAS法では、加工など「製造した国」名を「原産国」として表示する。ポルチーニ茸もその対象食材だ。中国産でもイタリアで乾燥など「加工」すればイタリア産と表示できます。だが、輸入する日本企業は、輸出業者の「自己申告」で原産国を判断するしかありません。「輸入企業が、海外の製造実態を把握するのは困難」と専門家が話すように「イタリア産」と申告されれば、それが原産国となりレストランに出回ることになります。

こうした不思議な「原産地」表示は、国内製品にもあります。

各地の特産品を販売する東京都内の物産店。店頭に並ぶ漬物類。パック裏の表示を見るとキュウリやナス、ダイコンなど原材料名の横には「国産」表示が多い。地方の特産品という割に、“出身”はあいまいです。

JAS法の品質表示基準で、生鮮野菜の原産地は都道府県名を表示しなければいけないのですが、国内で製造する加工品の原材料の原産地は、国産の場合は『国産』と表示すればいいからです。製品名に国内の地名が入っていながら、原産地「中国」の漬物もありました。国内加工品は、加工地ではなく原料生産地が原産地となり、輸入加工品と表示ルールが異なります。

ケースごとに判断されるが、国内の加工地名を製品名に使っていても、必ずしも同法に触れるわけではない。「加工地マジック」が消費者を混乱させていることも否めません。

消費者問題研究所の垣田達哉代表は「豆腐や納豆など大豆製品や、外食など原産地表示が義務づけられていない分野はまだある」と指摘、その上で「消費者も、表示を見てほしい。これはどういう意味だろうと疑問が出てくる。その感覚から変化が生まれるはずだ」と語る。


現在、大きな問題になっている加工品表示に関連するニュースです。
加工品ならば、生鮮食品ならば、魚なら、肉なら・・・と、その種類などによって、細かな規定がそれぞれにあり、それが消費者の混乱を引き起こしています。その複雑さは、消費者の知識の向上を妨げているといえるでしょう。

現行の薬事法は、常に改正が行われています。表示成分や、医薬品・医薬部外品などの分類など、細かながらに変わっています。それは、私たち消費者にとって、より分かりやすいものに変わっているようで、でも、まだ未知の部分は多分にあります。その表示については、食品だけの問題ではないのです。

また、私たちは、海外ブランドの化粧品を旅行のお土産やインターネットで簡単に手にしています。しかし、それらの表示は、国内の規定とは異なります。「化粧品を使用してみて、合わなかったから使用を止めた」という話は、少なかれよくある話ですが、実は、とても危険な事実です。
消費者である私たちが、どんなに知識を蓄積しても、どうしても明確でない部分や知り得ないところが食品のみならず、化粧品にもあるのは否めません。とはいえ、毎日のことですから、諦めるわけにもいきません。

年齢や、環境に伴い、体質は変化していきます。その時々でベストなものを使用したいからこそ、もっと分かりやすく、そして、より安全になるといいですね。

 

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