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無添加レポート

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にんじんで肌ぷるに!

日刊工業新聞 ⇒ http://www.nikkan.co.jp/newrls/rls0328s-05.html より

株式会社伊藤園の中央研究所は、株式会社TTCとの共同研究で、にんじん100%飲料の摂取がコラーゲンやヒアルロン酸の産生促進に作用し、肌の保湿効果に有効であることを確認しました。あわせて、色素沈着を抑制する作用についても確認し、この研究成果の詳細を、3月26日(水)にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催された日本薬学会第128年会で発表しました。この結果から、にんじん100%飲料を摂取することにより、「肌の乾燥」「肌のうるおい」が改善されるなどの美肌作用が期待できます。

≪ 経緯 ≫
β-カロテンは、緑黄色野菜に多く含まれるカロテノイドの一種で、体内に入ると小腸から吸収され、皮膚や粘膜の健康維持などに効果があるビタミンAに変化します。さらに抗酸化作用など、有益な生理作用も期待できる成分です。一方、そのβ-カロテンを多く含んでいることで知られるにんじんは、気軽に摂取できる飲料として多く市販されています。
当社では、にんじんの機能性に関する研究を継続しており、すでに、油を含む食事とともに摂取する条件で、生のにんじんより茹で調理したにんじんでβ-カロテンの吸収性が上昇することを確認しています。また、昨年9月には、茹でて搾ったにんじん飲料の飲用が、炒め調理や茹で調理したにんじんより効率的にβ-カロテンを吸収できることを確認し、日本食品科学工学会にて発表しました。
今回は、にんじんの機能性の中でも特に肌に対する効果について、にんじん100%飲料とミネラルウォーターの摂取による比較を行い、どのような影響があるかを検証しました。


≪ 結果 ≫
肌の水分量を測定した結果、にんじん100%飲料摂取群の摂取前後での比較で有意な増加が見られました。また、アンケート結果から、「肌の乾燥」「肌のうるおい」「化粧もち」など美肌に関連する複数の項目で、にんじん100%飲料摂取群のほうがミネラルウォーター摂取群より多く改善を実感していることを確認しました。

紫外線照射による色素沈着の試験では、紫外線照射1週間後の肌のL値(肌の明度、値が高いほど白く明るい)は、ミネラルウォーター摂取群と比較して、にんじん100%飲料摂取群で高く、メラニン値(メラニン色素の量)では低い傾向が見られました。さらに、皮膚細胞を用いた試験でもコラーゲン産生促進やヒアルロン酸産生促進効果が確認でき、肌の保湿効果があることも認められました。また、アンケートでは、排便回数の増加や便形状の軟化傾向が見られました。

以上の結果から、にんじん100%飲料の摂取により、肌にうるおいを与え、肌への色素沈着を抑制して明るい肌を保ち、さらにお通じを良くすることで美肌効果をもたらすことが期待されます。


体に必要な栄養素のほとんどは、食事などで口から摂るのが最も体内に吸収されやすい。というのは、一般的に言われていることです。しかし、それを頭で分かっていても、化粧品の「コラーゲン配合」「肌のハリに効果あり」といった言葉を目にすると、つい手がのびるのも大方の意見だと思います。
今回のニュースでは、私たちに身近な野菜・にんじんの美肌作用についての発表がなされています。ジュースではなく、茹でたり、炒めるなどして摂取しても効果があるそうです。
お化粧品だけに頼るのではなく、また、食事だけで改善できるのにも限界があることを理解して、それぞれを上手に使って、美をキープしていきたいですね。

 

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