無添加化粧品生活は、安全性が疑われている化粧品の成分、安全でお肌にやさしい化粧品に関する情報を提供していきます。
肌は角質層、基底層など、複数の層からできています。それぞれの役割と肌の機能をこわさない洗顔について学びましょう。正しい洗顔を続けていれば5年後、10年後の肌に差が出るはずです。

私たちの肌は上の図のように複数の層から構成されています。
大きく分けると、表皮、真皮、皮下組織に分けられます。表皮の表面にあるのが皮脂膜で、肌を乾燥から守ったり、雑菌が入り込むのを防いだりする大切な役割を担っています。
また、表皮、真皮には上の表にあるように、それぞれ様々な名称・役割があります。
| 名称 | 役割 |
|---|---|
| (1)皮脂膜 | 肌の乾燥を防ぎ、雑菌などが入り込むのを防ぐ。肌のバリア機能、天然のクリームなどと言われることもある。 |
| (2)角質層 | 死んだ細胞の層。通常、ターンオーバーにより自然に剥がれ落ちるが、加齢とともにターンオーバーが遅くなり、角質層が厚くなり乾燥しやすくなる。 |
| (3)顆粒層 | 角質層の細胞間脂質をつくる準備、角質細胞内の潤い物質をつくる準備をする |
| (4)有棘層 | アレルゲンなど、外部から進入する異物を取り込む。体を守る免疫反応の最前線 |
| (5)基底層 | 表皮の角化細胞が生まれるところ。肌の色を決め、シミの元になるメラニンをつくるメラノサイトもある。 |
| (6)コラーゲン | 肌のハリを保つ膠原線維の主成分。白いひも状のたんぱく質 |
| (7)エラスチン | 肌の弾力を保つ弾力線維の主成分。 |
| (8)ヒアルロン酸 | ゼリー状の物質で水分を多く含み、水分保持の役割を果たす基質の主成分。 |
必要以上に洗顔を繰り返して皮脂を取ってしまうと、お肌のバリア機能が働かなくなり、乾燥やトラブルの原因になります。また、力を入れてゴシゴシ洗顔をすると、角質層を傷つけて肌の水分を逃がしてしまい、乾燥の原因になります。

石油系の合成界面活性剤は洗浄力がとても強く、肌に必要な皮脂のバリア機能を破壊してしまいます。皮脂のバリア機能が働かなくなると、肌の乾燥を招くだけでなく、有害な成分が肌に浸透しやすくなります。化粧品の中には、発がん性や環境ホルモンの疑いがある成分が含まれているものも多くあります。石油系合成界面活性剤は、これらの有害な成分を肌にどんどん吸収・蓄積させてしまうのです。
また、石油系の合成界面活性剤は生分解されにくく、河川などに流れそのままの形で残ります。魚やプランクトンなど、河川の生態系に影響を与えるなどの報告もあります。
※成分名に「ベンゼン」「フェノール」などが付くと、石油系の原料であることを意味します。それ以外については、メーカーなどに直接問い合わせてみるのがいいでしょう。
